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音楽

2013.01.18

THE HYDE

寶井 秀人 2012 ソニー・マガジンズ

どこもバンドって大変だなぁ。
本家存続のためには、ソロって大事だったりするんだよね。
ふむふむ……と、ラルクのファンでもなければ、HYDEのファンでもない私は、自分の好きなバンドと引き比べながら読んでいた。

大好きってわけじゃないから読み進まなかったりしたのは確かだけど、面白かった。
ほとんど何も知らない人の、自己紹介を聞くような感じに近いだろうか。
この人はどんな人なのだろう。
初対面の、最初の会話って、緊張するけれども、一番、集中して濃密な時間になる可能性を持っている。
二重の意味で、どきどきするんだ。
アセスメントには冷静さが必要だけど、インテークにはなによりも好奇心が重要になると思う。
私がどんな風にアセスしたかは書かないでおくけれど、考え方や言葉選びのセンスが好きだなぁって思った。
なかなか難儀な人のようだけど、愛すべき、愛されるべき人なんだなぁって思った。
あと、ファンの人たち、愛されているなぁ、とも。にまにましちゃった。

自分が若いときに出逢ったもので、ずっと長く好きなものには、人って必ず影響を受けていると思う。
親ではないけれども、兄や姉のように、価値観みたいな深くて重たい大事なところに、ずっしりと影響が染み込んでいるんだ。
私の大事な人はラルクが好きだから、その人のかけらを探すように、生い立ちをなぞるように、言葉を追った。
本末転倒しているけれど、だから、読んでおきたかったんだ。

2012.02.18

BUTTERFLY

L'arc-en-Ciel

この流れです。もちろん、これも買いましたとも。
通して聞くチャンスがまだない……。

同僚がライブにもよく行っている人で、買ったよって話をしたら、「出勤の時にテンションを上げるのにぴったりな曲が多いでしょ?」と言われた。
歌詞で微妙に凹む曲が多いんです……とは言えず、「そっかー。そーだねー」とごまかす。
その後、いろいろと愛を語ってくれたのが楽しかった。彼女はどうやらデビュー当時からのファンらしく、今まで知らなかった一面を見ちゃった。

CDの感想にならないなぁ。
好きと嫌いでいえば、好き。
歌い方も聞きなれたし、耳に残る歌が多くて。
うん。好きだな。末永く聞いているかもしれない。
これも思い出のCDになるんだろう。
TVでPVをチェックしていた彼の横顔を思い出すから。

おそらく大方の本よりもファンが明らかに多いであろうことを考えるとCDの感想は迂闊なことは言えない緊張感がある。
やっぱり読書の感想に戻ろう……。

TWENITY 2000-2010

L'arc-en-Ciel

Neo Universeが好きだったんだ。CMの影響。
RIALを買ったけれども、この一曲しか聞かないまま、いつか棚に並べていた。
久しぶりに聞くと、やっぱり好きだなぁと思った。泣きそうなぐらい好き。というか、涙が出た。
最初に聞いた頃は自分に言い聞かせるように聴いたけれども、今は彼に伝えたい言葉がここに全部入っているなぁって思ったら、運転中にぼろぼろ泣いた。私のつたない言葉では、彼を怒らせるだけだもの。
笑顔でいてほしい。自由でいてほしい。輝いていて。優しい人。巡り合えてよかった、から。

この一曲だけしか聴かないと、新しくCDを買った意味がないので、ほかのもちゃんと聞いてみた。
ファンの間でも人気が高い曲、低めの曲ってあるんだろうなぁ。
声の響きが少しずつ変わっていくのがわかっちゃうのも面白かったり。
たまには違う人たちのCDを聴くのも楽しい。

さすがにこういうのは職場でかけるわけにはいかない。書類はさくさくさばけそうなんだけどなぁ。
運転中に聞くとしても、普段の通勤では2曲ずつぐらいしか聞けない。
遠出する仕事を辞めてなければ、もう少し聞けるのに。
雪がやんだら、ただ声を聞くためだけに、出かけてみようかな。

TWENITY 1997-1999

L'arc-en-Ciel

昨年の12月のある日を境に、その後の記憶がない。
最近、メールを書いているときに気づいて困った。
その前の11月中旬以降もかなり欠けている。
私の脳みそは相変わらずご都合主義だ。

というわけで、このCDをいつ買ったかが思い出せないが、恋人が歌っていた曲を探して買ってみたことは憶えている。
なので、ファンではないので、ファンの人は読まないほうがいいかもしれない記事です。ファンでない人にとっても、いつも以上にぐだぐだなので失礼。

彼がラルクを好きだった。彼の声に似ている。だから、聞いてみた。
うん。似ているのは中音から低音。高音が少し、彼のほうが。
似ている音を探して聞く。彼の声、彼の姿をなぞるように。
繰り返し、繰り返し、骨身に刻むように、忘れっぽい自分の脳に叩き込む。
この曲を聞いていたであろう頃の、今よりも若い彼も思い浮かべてみながら。

忘れない。忘れたくない。忘れないように努力する。
忘れてしまえば楽なのかもしれないが、少しも薄れさせたくない。
ひとつ残らず刻み込んでおきたい。

でも、わかっている。
そのうちに、彼の声がわからなくなるだろう。
hydeの声はhydeの声にしか聞こえなくなる。
そうして、私は忘れていくのだろう。忘れてしまうのだろう。
今の、この、強い気持ちとは裏腹に。
そんな予感を持ちながら、聞いている。

……なんてことを考えていたら、ミラン・クンデラの『笑いと忘却の書』を思い出した。
タミアの真似は止めておくこと。ほかの男には用がない。記憶の書き換えは容易であるが、そのほうがものすごーく後悔するのだから。
保っておきたいだけ、この記憶は抱えておけばいいのだから。好きな人は好きなだけ好きでいようと決めたのだから。
こうやって文章に起こすことも、記録であり、記憶の磨滅であり、憂さ晴らしになるからなんとかなる。なんとかできる。なんとかする。なんとか。

和スパ-ZEN

Shinji Kinoshita

ヒーリング系のCDは職場のBGMに使えるので、よく買っているが、これが一番気に入っている。
鳥の声、水の音、カエルの声などに加えて、しっとりと夜のような雰囲気がエスニックで好きだ。
和ではなくて、もうちょっとアジアン。ヴェトナムやカンボジアのスパを思い出す。
明るく青い水面を思い浮かべる曲もあれば、黒い水面、闇の中に赤い蓮が咲いている景色をイメージする曲もある。
暗く混沌とした中から鮮やかな色彩が浮かび上がるイメージが豊富で、トランスに入ると気持ちいい。
ゆったりとくつろぎたいときにお勧め。ほわぁっと広がる空間を感じたい。

最近になって、よく寝れちゃうから職場に持ってきたと言ったら、それは間違っていると上司に笑いながら怒られた。職場で寝てどーする、と。
言い方、間違えた。お勧めなのに。うぅむ。

Takamiy Classics

オムニバス

たまにはCDの感想でも書いてみようと思う。
このブログ用に一番最初に書いた記事はCDだったと思うから。
アフィリが使えなくて、画像が使えなくなったのが、ちょっとね。

Nessun dorma。
一時期、恋人からの着メロにしていた。
寝てはならぬ。寝てはならぬ。寝てはならぬ。
彼からの宿題が出るたびに、あうーとうなっていた頃。
考えてははずすことのほうが得意な私であったから、考えては眠れないこともあった。
そのうち、Nessun dormaを聞くと動悸がするようになったから、着メロにするのはやめてしまったけれど。音は常に消すようにしてしまったけれど。
黄金龍王を思い出の曲と思うといくらなんでも微妙なので、せめてこっちを思い出の曲にしておきたい……。

このCDは去年の夏に買ってから、よく聞いた。
誰も寝てはならぬ~アルビノーニのアダージョ~ジュピター~ワルキューレの騎行~新世界より~第九とメドレーでアレンジした、Takamiy Classics Fantasy op.1 が聞きどころ。新世界では拳をふりあげたくなる感じ。笑
ああ、たかみーのギターだなぁって感じで、好き。嬉しそうに弾いているところが想像できる。
10分ぐらいあるのかな。しっかり長さがあるので、おまけという感じがしない。このままアルバムにしちゃえばよかったのにと思っちゃった。
その一曲以外は、聞く機会の多いようなクラシックの名曲集になっている。

2009.09.18

愛の偶像(ラブ・アイドル)

作詞 みうらじゅん/作曲 高見沢俊彦

阿修羅に会いに行ったときに、物販コーナーで流れていたB.G.M。個別で商品化されていたとは知らなかった……。しかも、阿修羅ファンクラブ公式ソング認定になっていたなんて。

勢いで購入。帰り道は、聞きながら帰りましたとも。しばらく頭から離れなくなるのが楽しいです。

どうやら東京国立博物館および九州国立博物館でしか販売されない模様につき、アフィリは見つかりませんでした。

http://www.ashura-fanclub.jp/topics/20090119.html

2009.02.22

Miss Saigon

買ったきっかけ:
1992年のこと。
最初はN.Y.で、次にロンドンで観たとき、記念に買いました。

感想:
今回、オリジナルの演出で上演と聞き、博多座で観て来ました。
最初に観たときは、簡単に言うならば「男ってダメね」という物語だとだけ思ったのですが、ヴェトナム戦争関連の映画も多く、その後、実際にヴェトナムに行ったり、自分自身が加齢したこともあり、とても感情が揺さぶられました。
面白いと表現するにはあまりにひどく悲しい物語ですが、この結末だからこそ、アメリカ男性クリスのばかさが際立つ。彼は結局、彼自身で恋人の身も心も殺したのですから。
日本で見ると多くが東洋人の風貌であるためにわかりにくいかもしれませんが、オリジナルではクリスとエレンはいかにも白人らしい外見の役者が演じるなど、言葉には言い表されない皮肉や風刺が効いていたことを、今なら理解できるような気がします。

筧さんのエンジニア、サービス精神旺盛で非常に盛り上がる舞台でした。ファンになりました。
ソニンのキムもすごくよかった。予想外に素晴らしかった。子役の男の子もすごく可愛かったです。
あー、もう一回、観に行きたくなる! 時間を無理にでもやりくりした甲斐がありました。

おすすめポイント:
物語は非常に深く、歌詞を味わうだけの価値がありますし、舞台を知らないと面白くないのがこの手のCD。ただ、美しいメロディも多く、音楽として楽しむこともできると思います。
日本語だと意味がわかりやすいが、やはり英語のほうがメロディに馴染むので、個人的にはCDはオリジナルのほうが好きです。
いかにも古きよきアメリカ的な部分もあれば、アジアンテーストも存分に取り入れられており、多様性のある音楽です。

Miss Saigon

アーティスト:Original London Cast Recording

Miss Saigon

2007.10.02

コブラツイスト

買ったきっかけ:
これのきっかけも、やっぱり「Kaleidoscope」です。こちらは、「メリーアン」を目当てに購入。
そろそろ、私が誰のファンかばれてしまう頃でしょう。

感想:
買うのに勇気のいるタイトルでした。どうやったら、コブラツイストが歌になるのか。コブラツイストってどうやるものか。
「メリーアン」を聞いて、その男臭さに参りました。たくましくて力強くて、よい。かっこいい。フェミがどう叫ぼうと、こういう男性にしかできない男性らしさって、好きだけどなあ。
ついで、「チェリー」はもともとは誰の曲かを思い出すのに、3日かかったぐらいに別物の感動。この感じも大好き。
そして、1曲目の「コブラツイスト」。あんまり力強くて、背骨が折れそうです。だけど、これがまた、ぐっと来るんだ。体格のいい男性がぽろりと見せるへたれた横顔のようなよさです。

おすすめポイント:
予想外の力強いバラード? どんな歌詞でも、笑っちゃうぐらいに潔く、シャウトする。とにかく楽しい。
ヴォーカルも特徴的だけど、VAN HALENとか、あの辺りのバンドを連想する音も素敵。バラードなんだけど、戦闘態勢に入るような元気のよさで、通勤時のB.G.M.にしています。

コブラツイスト

アーティスト:ANCHANG

コブラツイスト

恋うた

買ったきっかけ:
「木枯らしに抱かれて」をコピーしていると知ったので。面白がって買ってみました。
きっかけはやっぱり「Kaleidoscope」ということになるのかな。

感想:
初々しい「木枯らしに抱かれて」でした。懐かしいメロディに、ほんのり切なくなりました。
が、聞いてみると、「恋うた」のほうが、これまたよかった。なんというか、若いんです。泣いても負けない、へこたれない。
ギターの音は「恋うた」のほうがいいかも。

おすすめポイント:
「恋うた」は音のスピード感、変化のある構成で、何度も聞きたくなる。恋しても恋しくてもかなわぬもどかしさ。耳に残る歌で、切ないけれども爽快なバランスが絶妙。
ジャケットの写真も綺麗だし、CDに足跡で描いたハートも可愛い。

恋うた

アーティスト:音速ライン

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