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2017.09.05

砂漠の歌姫

村山早紀 2006 軽装版偕成社ポッシュ

世界の美しさと人の愚かさを、優しく包み込むような物語だ。
子ども向けに描かれた本であるが、だからこその語り掛けの穏やかさが心地よい。

砂漠の中の古い歴史を持つ町が舞台だ。
その大陸の長い歴史を背景に、少女たちの冒険が始まる。

戦う女の子を応援をしたい。
そんな気持ちで次に手に取ったのが、この本だ。
ファンタジーを読みたい気持ちに火が付いてようやく読みはじめた。
読み始めてしまえば、子ども向けだろうと、大人向けだろうと関係ない。
見知らぬ街で一人、歌姫になる学院の生徒として生活しなければならないユンと共に、冒険にのめりこむだけだ。
魔法の水晶に地下迷宮。年を取らぬ不思議な先生。飛竜の乗り物。古の預言と契約。
魅力的なアイテムがこれでもかと出てきて、わくわくする気持ちを抑えられなくなった。

その最後まで、とても好みの一冊だ。

村山さんの物語は、戦う女性が多い。
イザも、ファリサも、どちらも魅力的なお姉さん達だ。
かっこよくて、少し影があって、美しくて、信念があって、頼もしくて、結構、武闘派。
こんなかっこいい大人の女性に自分がなれているかはわからないけれども、ユンの目線で彼女たちに憧れて見たり、リアルな自分の眼差しで彼女たちを可愛らしく微笑ましく見てみたり。
自由の歌を口ずさみ、勇身を右手に、優しさを左手に握りしめ、自分の心と頭で感じて考えて生きている。
男性が不在というわけではないが、女の子たちだって主人公になって冒険したいのよって元気のよさを感じる。
女の子たちだって、主人公になって冒険していいんだよって、励ましが詰まっている。

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