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2017.06.21

紅霞後宮物語 第六幕

雪村花菜 2017 富士見L文庫

最後の一行がいい。

それに尽きる。
感想がそれしか出ないぐらい、いい。読んでよかった。
いまいちすっきりしなかった前巻の意味も、あとがきを読めば納得。

ここから戦争に出陣していくわけであるが、ここまで話が続くとは思わなかった。読めるとは思わなかった。
物語の中には時間の流れがちゃんと存在しており、登場人物たちの成長や老化が感じられる。
この先、だれが生き残るのか。
伝説になるぐらいだから、小玉の活躍はたぶん約束されているのだろうけども、死んでいくであろう人々を思うと、少しためらう気持ちがある。
しかし、この夫婦、やっとここまで成長してきたので、引き続き見守りたい。

ほんと、こういう主人公、好きだよなぁ。
戦う女性が主人公の物語は好物なのだが、この最後の一行はかなり好きだ。
キャサリン・アサロ『スコーリア戦史』のソースコニーの名台詞と並べておこうと思う。

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