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2017.01.17

地震イツモノート:キモチの防災マニュアル

地震イツモプロジェクト(編) 2010 ポプラ文庫

あれから、22年。
この本は、あれから15年後に書かれている。
阪神淡路大震災。

あの日あの朝を忘れたい人もいると思う。
忘れたい人は、忘れていない人だと思う。
この日にこの記事を挙げることは、忘れたい人に対して配慮のない行動である。
しかし、私もまた忘れてないよと、言いたいのだ。

その後も大きな地震は何度も日本を襲っている。世界を襲っている。
重力の鎖に縛られて、大地から離れることができない以上、人は地震から完全に逃げることはできない。
ならば、いつかそのうち、自分だって地震にあっちゃうかもしれない、と思っておくほうがいい。
常日頃から防災の意識と行動を取り入れる、準備を怠らないヒントを提示するために書かれた本である。

寄藤文平さんのイラストが好きなことと、東日本大震災以降ずっと行きつけの本屋さんの平台に置いてあって気になったことで、買ってみた一冊。
170数ページの、ややうすめの文庫本。イラストもいっぱい。
文章は少なめ。図解の文字は小さめ。いや、文字はかなり小さめ。
情報はぎゅっと詰まっている。知恵や体験がいっぱい詰め込まれている。
あの日のあの時のことでぎゅうぎゅうだ。
記憶は風化するけれども、記憶した人もやがて減っていくけれども、こうして本は、未来に届けることができる。
憶えているからこそ、日常の教育、日常の風景に、防災を取り入れられる工夫まで提案できる。
それが、地震イツモの心だ。

いつも目に付くような場所において、ぱらぱらと見ておこう。
地震ってどんな体験なのか。その後の日々をどのように切り抜けるのか。
これらの知恵は役に立つ。
こんなことが起きるんだ。こんな思いをした人はほかにもいたんだ。
これらの経験は役に立つ。
役に立たないほうがいいんだけども、知っておくと役に立つ。きっと。
自分に役に立たなかったとしても、きっと誰かの役に立つ。

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