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2016.11.18

魔法使いの塔(上・下):ヴァルデマールの嵐3

マーセデス・ラッキー 2016 創元推理文庫

ヴァルデマール年代記完結!

と書かれた帯にショックを受けつつ、読み始めた。
注意としては、これはやはり、これまでの刊行本をなるべく読んでからのほうが楽しめる物語だったと思う。

舞台は主に三箇所だ。
一つは、アーゾウの塔の遺跡。カースのカラル、マ=アルの記憶を持つアン=デシャ、美貌と癒しの魔力を誇るテレイドゥラスの<炎の歌>など。
次の一つは、ハードーンの町ショーナーだ。なぜかすっかりそこを統治しているトレメインを訪問するヴァルデマールの使者エルスペスと、テレイドゥラスの<暗き風>。
そして、三つ目は、東の帝国である。狼の玉座をめぐる皇帝チャーリスとその後継者メレス。
3つの舞台でそれぞれに物語が進む、これまでで一番入り組んだ物語。

あの人やこの人が、世界を既に去ったと思われていた人々が、次々に現れる。
大団円に向けて、オールスター勢ぞろいの勢いなのだ。
ということは、やっぱりこれで終わりに……?と切ない考えがよぎりながらも、手に汗を握りながら読み進めていった。

ついに、イフテルからもハードーンに向けて使節団が送られてくる。
これまでまったくの謎に包まれていた国イフテル。
その建国の歴史から伝統まで、魔法戦争シリーズのほうを読んでいると、あー!と声を上げたくなることだろう。
そうか、そういうことかと、いくつものパズルがはまるように、ピースがはまるように、世界がひとつの点に収束されているような感じがした。

読み終えて。
やっぱりこの後が気になるし、やっぱりこの世界が好きだし、やっぱり作者の物語が好きだし。
翻訳されていないものが翻訳されることを待ちつつ、作者さんが続きを書いてくれることを祈ろうと思った。

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