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2014.08.19

英国一家、日本を食べる

マイケル・ブース 寺西のぶ子(訳) 2013 亜紀書房

東京、横浜、札幌、京都、大阪、広島、福岡、沖縄を縦横に食べ歩いた100日間!と、帯に書かれている。
イギリス人のトラベルジャーナリストが、奥さんと2人の幼い息子さんたちをつれて日本に滞在し、食べ歩いた旅のエッセイだ。

住んだことのある都市の名前が半分、どの都市にも行ったことがある。
パートナーが遠距離に住んでいることもあって、今後も通う回数が増えそうな都市も複数ある。
その上、私は食いしん坊で、食べることが大好きだ。旅行の楽しみとは食べることにある。
更に、海外から日本がどのように見られているか、とても興味がある。イギリスにも行ったことはある。一応ある。
これだけ条件が揃ったならば、買わねば読まねば。
本屋で出会ってすぐに開いてみると、すぐに引き込まれてしまい、慌ててレジに持っていった。

それにしてもよく食べる食べる食べる。
来日は初めてだという筆者の好奇心や皮肉な物言いすら、にやにやしてしまう面白さだ。
軽妙な口調につられて読んでしまうが、コルドン・ブルーで学んだ筆者は、食文化や歴史について、日本人でもこうはなかなか説明できないというぐらい、解説をしてくれる。
日本人には当たり前すぎて解説の対象にならないものが、外国の人には解説が必要になる。
だから、外国からの目線は読む価値がある。

この本は食文化に限定しているけれども、そうやって外側の他者からはどのように見られているかを知る機会は、自分自身を再発見、再検討する好機であり、客観性や公平性を磨く貴貨である。
この本は、いろんな人に勧めたくてしょうがない。国内旅行が好きな人にも、食べることが好きな人にも。
と言っても、日本人でもそこにはおいそれとは行けないよってお店も出てくるが……。あるいは、もっとほかのお店を勧めたくなったり。
自分自身が、もっともっと味わいたいなぁ。

残念なのは福岡についてほとんど触れられていなかったり、広島はまったく出てこなかったりと、旅の記録が飛び飛びでどうにもすわりが悪い感じがしたこと。
どうやら、原著から幾分割愛されて、構成も変えられているとのこと。
納得。

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