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2014年2月

2014.02.14

統合失調症がやってきた

ハウス加賀谷・松本キック 2013 イースト・プレス

雑誌で見て、すぐに購入した本。
私は芸能界にうとく、テレビを見ることも少ない。
だから、ハウス加賀谷さんの記憶もぼんやりしている。

子ども時代から発症するまでのあたりを読むと、胸が痛かった。
この本を書くのは、大仕事であっただろうに。
自分の状態が悪かったときを思い出すだけで調子を崩しそうと思ったら、あとがきで吐き気が止まらなかったと書いてあった。
これは数あるエピソードのうちのほんの一部をつづったものだと思うのだが、患者さんが体験する世界がありありと描いてあった。

同様の疾患を体験している人が読むと、だからこそ、苦しくなるかもしれない。
しかし、治療について大事なことが書いてある。それは、元通りかもしれないけれども、再び、芸人として生活を始めた人もいるという希望である。
家族など、身近に患者さんがいる人たちにも、どんな病気、どんな体験なのか、理解する手がかりになると思う。
一番は、統合失調症という病気を、まったく身近には感じていない人にも読んでもらいたい。

相方のキックさんの関わり方もなんだかいいのだ。
病気だからとわけへだてしない感じ。
加賀谷さんが受けた偏見や差別も、やっぱりそういうことはあるだろうと想像がつくからこそ、キックさんの関わり方がなんだかいいなぁってなるのだ。

にしても。
加賀谷さんとまったく同じ理由で『罪と罰』に挫折した。
それも、やっぱりあるよね!と力いっぱい思った。

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