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2013.11.05

兵士は起つ:自衛隊史上最大の作戦

杉山隆男 2013 新潮社

自衛隊員を兵士と呼ぶことに、私はいささかのためらいを持つ。
このタイトルゆえに、イメージ戦略としてはネガティブ評価をつけつつ、すずなちゃんのブログで気になっていた本をようやく読んだ。

2011年3月11日の自衛隊の記録だ。支援者支援に興味がある私としては、支援対象となる支援者の記録は読まないわけないには。
72時間のラインを超えるまでの前半は、テレビで特集番組に紹介されたエピソードもあった。人が救われていく話には達成感がある。
しかし、72時間を越えてからの記述には、ページをくることがためらわれ、時間がかかってしまった。
72時間というのは、災害救助の際に、生存者の救出から遺体の回収へと切り替わるラインである。
原子力発電所の対応については、非常に興味深かった。専門家であることの矜持が素晴らしい。

読み終えて、読んでよかったと思うんだけどさ。
「勇猛果敢」と聞いたら「支離滅裂」と合言葉のように思い浮かぶようになったけれども。
書き手の方の世間の不理解に対するもどかしさを、後半になるに連れて感じられた。
ここまで献身的に救助する人たちへの評価の不当さをもどかしく思うのは、わからんでもない。
しかし、この本がもう少し膾炙されるには、もう1クッションというか、すりあわせがほしいようにも思った。
兵士っていうかさ……。

ただ、ほんとに、初期型いなぴょんみたいな発言が減るといいのにね。

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