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香桑の近況

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2013年9月

2013.09.03

8月の読書

月5冊が目標。5タイトルとは言わない。
なかなか読みおおせないなぁ。

黒き鷲獅子:魔法戦争Ⅰ(上・下)

マーセデス・ラッキー&ラリー・ディクスン 細美遙子・佐藤美穂子(訳) 2013 創元推理文庫

私の愛するヴァルデマール年代記。
これまで読んできたシリーズから遥かに時代がさかのぼり、伝説として語られていた時代が舞台となる。
正直、こういう舞台背景の前史を扱った作品って外れになりそうな予感がいっぱいになるのだけれども、これはこれで面白かったかなぁ。
グリフォンが主役ということも、これまでのシリーズと少し毛色を変えているところ。
主役の毛色を変えることで違和感を作り、違和感があることで、前史を扱う違和感を相殺しているような印象。つまり、別作品として立地する余地を作ったように思われる。
読み始めは馴染むのにちょっと戸惑ったが、相変わらず、ラッキーの筆致は緻密で、人物たちの躍動感や戦場の臨場感がたまらなく魅力的だった。続きも読むことになるだろう。
しかし、三部作予定の1作目で、伝説の魔法使いアーゾウが死んじゃったよ……。いいのか?

三千世界の烏を殺し(16)

津守時生 2012 新書館ウィングス文庫

とっくに出ていたことに気づいてなかったシリーズ最新作。
追いかけるのはやめようかと思っていたけれど、読んだらやっぱり楽しんだよなぁ。
話がなかなか進まないのがもどかしいけれど、いい男がいっぱいです。ほくほくです。
ルシファみたいな人を知っていたし、大好きだったなぁ、と、懐かしくなりつつ、笑えたからよかったよかった。
作者の人、最後までがんばって。

竜宮ホテル

村山早紀 2013 徳間文庫

この人の本は、泣く。
子どものように泣きたくなる。
そんな琴線に触れる魔法を使う人の本だ。
特に、猫が出てきたらやばい。
わかっていても読んじゃうんだよ。
きっと優しい涙だから。
そんなわけで、しんみりと泣きたくなった人におすすめ。
いろいろと疲れている時にどうぞ。

遠野物語 remix

京極夏彦・柳田國男 2013 角川学芸出版

序文からかっこいい。
雑誌で知って、京極夏彦のインタビューを読み、興味を持って購入。
柳田國男の遠野物語といえば、書名こそはよく見るものの、自分にはあまり縁のない土地のこととして、手にとることなく今まで来た。
その有名な本を、京極夏彦がリライトしたという。それも現代語にリライトしたのであり、現代風にリライトしたわけではない。あくまでも、原典に忠実なリミックス。
とくれば、柳田國男に直接あたるよりかは読みやすかろう。
その予想はあたり、遠野と呼ばれる一帯に伝わる土地の物語が、とても読みやすく淡々として平易な言葉で、読むことができた。
見開きに地図があり、2年前に地震と津波の被害を受けた場所だということがわかる。
そう思っていたら、津波に家族が飲まれた男の話もあった。ぞくっとした。

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