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2012.01.23

空の彼方3

菱田愛日 2010 メディアワークス文庫

……えーーーっ!?
と、思うところから始まった最終巻。
嘘だ。ハッピーエンドじゃないと、読まないぞ。と、私としては滅多にしないことなのだが、先に最後の数ページを読んでしまった。
だって、安心して読みたいもの。

月霊草という植物の苗から始まる物語は、遮光石という珍しい石の探索へと移行していく。
アルとソラは、再び、改めて、自分の過去と未来に向き直ることを迫られる。
アルは、貴族として生まれ育った過去を背負いながら、傭兵としての未来を掴み取ることができるのか。
ソラは、シャインを想い待ち続けた過去を背負いながら、アルと歩く未来に踏み出すことができるのか。
過去と決別することができなくても、未来を目指すことはできないか。

自由を守ることって。誰かを待つことって。愛することって。
一つ一つを立ち止まりながら大事に考えていく主人公達は決して器用ではない。
ますますじれったい分、話が進むほど、甘み成分も増えていく。かなり甘いこと請け合い。
アルとアルのにーちゃんの会話が真面目になればなるほど、なんだか少し……かなり……恥ずかしい……。
おそらく、血筋なんだね。お父さんからしてそんなんなら間違いなく血筋だね、と、遠い目。

ここには悲惨な場面も、残酷な描写もない。
物語は綺麗事でいいと、私は思う。
傷つくために読むわけではないのだから。
にこやかに本を閉じることができて嬉しい。

そういえば、このシリーズを読むのと前後して、石好きの熱が再燃している。
遮光石は、淡灰色や淡褐色の月長石か、方解石のイメージで読んだ。
石の種類を見るのも、意味を調べるのも面白い。といっても、そうそう購入するわけにはいかない。
石屋さんに行くとどれか連れて帰りたくなるので、パワーストーンの通販サイトでオリジナルのブレスレットをあれこれと考えては、買わない。笑
対人関係や健康、恋愛といったいくつかの項目が書かれたレーザーチャートで属性を見ながら、デザインを選んでからテンプレートに石をあてはめていくのだ。
防御や回復……と装備を作るみたいで楽しかったりする。特化型にするか全般型にするか。ソラが防具を作るときも、こんな風に楽しむのかな。

去年もらったペンダントの石は「トラウマの癒し」に有効らしい。そんなものをくれていたなんて、と、微苦笑。
同じ石を使ったブレスレットを実際に作ってみたら、水のような、空のような明るい色合いの爽やかなものに仕上がった。
綺麗に仕上がって、よかった。

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