2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

著者名索引

香桑の近況

  • 2017.1.4
    2016年 合計50冊
    2015年 合計32冊
    2014年 合計26冊
    2013年 合計32冊
    2012年 合計54冊
    2011年 合計63冊
    2010年 合計59冊
    2009年 合計71冊

    合計323冊
無料ブログはココログ

« 小説を書く猫 | トップページ | ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ »

2011.12.10

インスー・キム・バーグのブリーフ・コーチング入門

インスー・キム・バーグ ピーター・ザボ 長谷川啓三(監訳) 2007 創元社

人の心は、パンドラの箱のようなもの。
無意識の中には、醜い=見難いものが詰め込まれている。
その奥底にある希望をすくいあげる質問が、ミラクル・クエスチョンだ。
自分の心の向かう方向を確かめたい時、私自身にも尋ねるようにしている。
この奇跡は、人から押し付けられるものではない。自分の心が願うもの。
もしも奇跡が起きるとしたら。

このテクニックをインスー・キム・バーグが生み出した瞬間が、本書のp.48に描かれている。
邦題にはソリューションもしくは解決という言葉は遣われていないが、解決志向アプローチを、幅広い場面で活用するためのテキストである。
よく整理されているのでソリューションの初学者にもオススメだ。福祉や産業、教育、様々な場面で使い勝手がいいと思う。

事例をまじえながら、数多くのスキルやテクニックが紹介されている。一つ一つは、当り前に見えるぐらいささやかで、簡単そうに見えるかもしれない。
それを、あくまでも、解決に向けて、具体的で予測可能で実現可能なゴールに向けて、クライアントを信頼し続けて遣い続けるところが大事で、時々結構難しい。
本で読む通りにいくかどうかは別にして、久しぶりにブリーフの本を手にとって、馴染んだものと再会するような嬉しさを感じた。

100%いいこともなければ、100%悪いこともない。
100%いい人もいなければ、100%悪い人もいないように。
どんなに行き詰っているように感じても、丹念に探せば例外があり、そこが解決の糸口になるはず。
危険性よりも可能性を。人生は絶えず変化していて、もとのままに留まることはないのだから。
謙虚さと好奇心を、左右の手に握り締めるのを忘れないようにしておきたい。

« 小説を書く猫 | トップページ | ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ »

>>私の仕事」カテゴリの記事

専門書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/183237/43324213

この記事へのトラックバック一覧です: インスー・キム・バーグのブリーフ・コーチング入門:

« 小説を書く猫 | トップページ | ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ »

Here is something you can do.

  • ボランティア・寄付ならプラン・ジャパン
    子どもとともに途上国の地域開発を進める国際NGO

最近のトラックバック