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2011.10.04

バルサの食卓

 上橋菜穂子・チーム北海道 2009 新潮文庫

レシピ集、兼、料理エッセイ。
「守り人」シリーズを全部読んではいないが、長く積んでいた山から、薄そうな本を引き抜いたらこれだった。

お料理にはカラーで写真と、簡潔にレシピが書かれている。
自分で作るのはちょっとハードルが高いのだけれども、どれもこれも美味しそう。
架空の世界の物語が、姿かたちだけでなく、味とにおいと温度を伴って眼前に現れる。
これって、もう、魔法じゃないかい?

それぞれのお料理が出てくるシーンが引用されており、再び、物語世界そのものを味わいたくもなった。
「獣の奏者」はまったくの未読であるが、「守り人」シリーズや「狐笛のかなた」の登場人物たちが懐かしい。

上橋作品の登場人物たちは、ちゃんと傷つくし、疲れるし、老いる。なくしたエネルギーを補充するのが、ご飯だ。
体を温め、心を落ち着かせる。美味しいご飯の数々に、過酷な運命に翻弄される登場人物たちは慰められ、力づけられ、励まされてきた。

また、料理ごとに書かれた著者のエッセイが面白いのだ。
料理に限ることなく、著者のエッセイをもっと読んでみたいな、と思ったぐらい、フィールドワークでいろんなことを見聞きされており、興味深かった。

自分のイメージしていたものと違っていたものもあるかもしれない。
その違いもまた面白いんじゃないだろうか。
違っていたとしても、やっぱり美味しそうであるし、再現できるものなら味わってみたいと思うのが人情だと思う。
レシピがわからないなら推測で補いながら、材料が手に入らないならそれっぽいのを集めながら、料理本ではない本を片手に料理するのも一興。
そんな遊びをシェアしてくれる仲間に恵まれたら、ぜひ挑戦したい。

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