アンコールワット・ホーチミン(ララチッタ)
旅行に際して、いくつかのガイドブックを見比べたが、アンコール遺跡群についてはこれが一番、頼りになった。
小ぶりで軽く、中も見やすい。
年表と歴代の王たち、仏教とヒンドゥー教について、そして、建築と美術様式の変化など、初心者にとっては理解が深められてよかった。
主要な遺跡については、内部の地図に見どころポイントがかなり細かく示されており、写真を用いて紹介している遺跡も多い。
旅行中はガイドブックなんか開いている暇がなくて、ガイドさんに任せきりにした。
でも、帰ってきてから、自分が撮ってきた写真の整理にも非常に役立っている。
こういう資料がないと、この写真はどこ?何??と、自分でもわからなくなってしまうのだ。
それぐらい、たくさんの情報量に接した旅だったから。
おそらく、旅行に行くわけではないが、アンコール遺跡群に興味を持ったばかりの人とっても、よい資料集になるのではないかな。
また、クメール料理やシルクについてページを割いているのも、この本のよいところだった。
お土産品もいろいろ載っていて、今さらだけど、これもあれも欲しかったかも、と思ったり。
眺めていると再び行きたくなる。
いつかまた。
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