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2010.03.20

想い雲:みをつくし料理帖

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)  高田 郁 2010 時代小説文庫

ここまでいじめなくっても……と思うことが定番になってきた。
シリーズ三作目。まだまだ澪には苦労が続く。

つる家の商売そのものはおおむね軌道にのっているが、天満一兆庵の若旦那の消息、江戸の支店を閉じた経緯が見えてくる。
それは芳にとってもつらい話の連続になるが、芳が気落ちすることで、二重に澪にはつらい。
料理を作ることはできても、それ以上のことができないことがつらい。料理を作ることが、何に役立つのか。
澪の迷いは料理に出る。その主人公の若さを、順繰りに諭す年長者が温かい。

登場人物が増えるに従い、既出の人物の出番が減るのはやむをえない。
影が薄くなるのが心配な小松原であるが、澪のほんのりと紅を差すような恋心は、そっと応援したくなる。
その小松原の正体が、ようやく澪に知れたところでこの巻は終わるが、これでなにか進展するのか、しないのか? なんだか、進展しそうにない気もする。
又次がいい役回りで出番が続いているのは、私は嬉しいけれど、又次も源斉も、澪の相手としては難ありだ。。
最後には澪には幸せになってもらいたいもんだ。

天災を除いて世の中で一番恐ろしいのは、妖怪でも化け物でもなく、生きているひとだと思う。だが、恐ろしいのもひとだけれど、同時にこの上なく優しく、温かいのもひとなのだ。(p.365)

まったくだ、と思って、本を閉じた。
こんな小料理屋さんが職場の近所にあると、絶対に通うんだけどなぁ。いいなあ。
それで、続きはいつに出るんだ?

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コメント

ホントに「そこまでいじめなくても・・・」と毎回、思っちゃうよね^^;そこら辺は、なんだか彩雲国~とも被っちゃう感じですが(笑)
小松原様との恋はなかなか進展しなさそうで、そのうち読んでるこっちがヤキモキしちゃいそうです^^;

あ~~~。確かに、彩雲国。
澪ちゃんも、秀麗ちゃんも、健気で一生懸命。
基本、女の子が頑張る話が好きだからなぁ。

小松原様、そこで口説け! 冗談と言わずに、口説いてみせろ!と、言いたくなったです。

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