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2010.01.04

陰陽屋にようこそ

天野頌子 2007 ポプラ社

なんとも可愛らしい小説だ。微笑ましくて、くすりと笑いたくなる。
恋占いから人捜しまで。陰陽屋の店主は、イカサマ陰陽師の祥明。白い狩衣、長い黒髪、群青に銀箔を散らした扇、藍青の袴という外見で、烏帽子の代わりに眼鏡なのを別にすれば、ヴィジュアルイメージは佐為@ヒカルの碁。
その陰陽屋でバイトをする羽目になったのが、中学生の瞬太。実は、東京は王子稲荷の境内で人に拾われて育てられた妖狐だったりする。

陰陽屋に持ち込まれた4つの依頼を物語る4編から成るが、ミステリというよりほのぼの。ホラー要素もなく、ひたすらほのぼの。
陰陽道の小難しいことをお望みの人には不向きだが、ほっこりなごんで、さくっと読める。
いや、詳しい知識がある人なら、にやりとするようなところもちゃんとあるんだけど。

なんといっても、瞬太本人はうまく化けているつもりでも、クラスのみんなは「気づいていないふりをしてやれ」と口裏をあわせている。
その空気が、とても暖かくてよかった。
中学3年生ということもあり、祥明以外は、やまざき貴子『っポイ』のヴィジュアルイメージで。
倉橋と三井の女の子二人なんか、まんま、真さんと雛姫みたいだし。

瞬太は、この後、どうなっていくのかな?
「たそがれ堂」の店主みたいになるには、ずいぶん時間がかかりそう。
でも、どこかですれ違っていたら楽しい気がする。
陰陽屋は魅力的なアイテムの詰まった設定なので、続きが出たらいいなぁ。
気軽に読めて、しっかり気分転換になるような、後味のいい読書だった。

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