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2008.09.01

美女と竹林

美女と竹林  森見登美彦 2008 光文社

入院初日。とりあえず、一冊読了。

「洛西」はラクセイではなく、ラクサイと読みたい…。
だって、洛西ニュータウンはラクサイニュータウンやったもん。
と、文中に出てくる洛西竹林公園の極めて近所に住んでいた私は、ぷつぷつ言いながらも大変楽しく病床でごろごろした。
病院に駆けつけた父が「そう言えば、森見君の新しいエッセイが出たみたいだぞ」と気を使ってくれたにも関わらず、ここにあるよ、と無碍にしてしまった。

はて。
これは、エッセイになるのか! すっかり、小説のつもりで読んでいた!
虚実入り乱れての空想妄想てんこもりな文章は、私が森見氏の書くものの中で一番好む類だ。
鍵屋さんも出てくる。明石氏も出てくる。氏のブログのファンとして、とても嬉しい本だ。
『夜は短し歩けよ乙女』『新釈 走れメロス 他四編』『有頂天家族』を書いているときの著者の七転八倒が伺えるだけに、ちゃんとした小説のファン(?)にも興味深いのではないか。
とりわけ、本屋大賞授賞式にて「もりみーがマキメを殴っちゃった事件」は、当時、風説に風評を重ね、暴風となって世論を席巻したものである。
その様子もちらりと触れられているので、万城目学『ザ・万歩計』の表紙の「おともだちパンチ」に気づいた方は、合わせて手元に並べて置かれることをお勧めする。

竹林。さやさやと、ざわざわと、海のような音に包まれる空間。
いや、洛西では「竹林ではなく筍畑と呼べ!」と習い、子どもの乱入を厳しく禁止された聖なる空間であった。
そこに、降り立つ美女はいるのか!?

今年の私の夏は伝説の月姫で始まり、月姫で終わったようだ。

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コメント

連載時には挿絵付きだったんですよね。ほんのちょっと挿入されていた挿絵を見て、雑誌掲載時に読んどけば良かったと、ちょっと後悔してしまいました。イラストの登美彦氏、特徴をつかんでて、そしてキュートでした。
読んでいると、竹林に足を踏み入れてみたくなっちゃいました。やぶ蚊の襲来は嫌だけど(笑)

エビノートさん、こんばんは。
雑誌には雑誌のよさがありますね。池上永一『テンペスト』は、雑誌掲載時は沖縄の物語なので、各ページに紅型の模様がプリントしてあっておしゃれでした。
ほどよい脱力感がよかったです。やぶ蚊の襲来は嫌ですが、一本ぐらいなら竹を切ってみたくなりました。

初めまして。
このエッセイなんか妄想小説なのか
線引きが難しい1冊でしたが
森見さんのユニークさは際立っていました。
竹林に美女・・・
さすがに、そうはいないだろ?と思いつつ
楽しく読んだ1冊でした。

す~さん、はじめまして。コメント、ありがとうございます。
TBは届いておりませんので、もう一度、送っていただけませんか? プロバイダによって、どうしても相性があるので、わかりませんが……。
もしかしたら、この本をきっかけに「嫁を大事にする男」を探す美女が竹林に増えるかも?笑

こんにちは。
面白かったーっ!この大真面目文体で大妄想を繰り広げられるとタマランです。

すずなちゃん、どもです。
この本が一番好き♪って言ったら、作者は複雑な顔をするのかなぁ。
でも、このノリが大好きなのです。面白かったね。

香桑さん、こんばんは(^^)。
モリミーの妄想はどこまで暴走するのか!
連載(私が読んだのは書籍になってからですが)の大団円に向けて、さらに繰り広げられるモリミーworld!
もう~、笑い転げながら読みました。
素晴らし過ぎる・・・。
締切次郎に心奪われました(笑)。

水無月・Rさん、こんばんは。
もりみーワールドを堪能するなら、この一冊!!
ヘタレ萌え心をぐぐっと掴んで離さない、すばらしさです。
水無月・Rさんが締切次郎をもらってあげると、きっともりみーが小躍りして喜んでくださるような気がします。

香桑さん、こんばんは!
今年もよろしくお願い致します♪
これはエッセイなんだよね?と何度思ったことか。
虚実入り乱れ、妄想願望入り乱れ、どこまでも広がるモリミーワールドが楽しかったですね。
万城目氏の『ザ・万歩計』未読です。
お友達パンチ確認せねば!

雪芽さん、こんばんは♪ 今年もよろしくです。
角川文庫の携帯サイトで、もりみーの年賀状を読みました。今年もだましだましいくそうです。らしくって、ほほえましかったです。
『ザ・万歩計』は普通のエッセイというか、エッセイらしいエッセイで読みやすかったですよー。

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これをエッセイと言うべきか否か、非常に迷うところではある。 ・・・だってさ~。森見登美彦さんの妄想大暴走で、事実を綴ったものとは言い難いではないですか(笑)。虚実入り交じりとは、この本のためにある言葉ではないかと思うことしきり(^_^;)。 大体タイトルに『美女と竹林』とあるにもかかわらず、美女や実際の竹林が出てこない章があるんですよ?(まあその場合、竹林に対する登美彦氏の愛が切々と語られるんだけど) いやだがしかし。も、モリミーったら!す・・・素敵すぎ(^^♪。自分に嬉しい展開の妄...... [続きを読む]

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