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2008.09.10

武士道シックスティーン

武士道シックスティーン  誉田哲也 2007 文藝春秋

面白かった。
最後には、こうきてほしい!という方向に物語は流れ、わかっていてもウルッと涙腺が緩んだ。
すかさずセブンティーンに手を伸ばしたいところをこらえて、感想を書いておきたい。

振り分けるなら、私のキャラは磯山に近い。
ここまで持続力のあるほうではないが、この頑固さには親近感。
孤独を孤独であるとすら認識することなく、自分一人で生きてきたように勘違いしていた。
だけど、成長するにつれ、幼い世界観では割り切れないことが起きてくる。

一方、西荻のほうも、悩みゼロというわけではない。
勝敗にこだわらない剣道を楽しむ彼女は、人の好さが目立つが、同時に傷の記憶が勝敗への嫌悪感を与えている。
しかし、めげないという強さでは人一倍。
磯山が認める好敵手であり、ある面では救世主となる。

この二人の少女の出会いという横糸と、それぞれの父親と娘のやり直しという縦糸が、絶妙に織り込まれている。
ゆっくりと読むはずが、途中で手放せなくなり、結局、一気に読んだ。
剣道の知識がなくても、説明は丁寧だし、雰囲気で楽しめる。
章の合間には、道具の各部名称も図解されている。
表紙も可愛くて、元気があって、ぴったりだ。

読んでいて元気をわけてもらえるような本だった。
入院中の無聊の慰めに、友人が贈ってくれたものだ。
これ以上ないお見舞いの品だ。ほんと、ありがと〜。

退院はしたものの、引き続き、自宅療養中。
パソコンを立ち上げる気力がまだありません。
皆さんからいただくコメントへの返事は、もうしばらくお待ちくださいませ。
温かいお言葉、ありがとうございます。

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コメント

香桑さん、こんばんは(^^)。
武士道少女たちの青春、こそばゆくて、一途で、可愛らしかったですね♪
両極端な二人が、お互いにいい影響を与えあって成長する、なんて、ホント青春小説の王道なんですが、すごく爽やかに元気になれました。

自宅療養が続かれるとのこと、お大事になさってくださいませ。

水無月・Rさん、こんばんは。TB&コメント、ありがとうございます。
皆さんに好評だったこと、読んでみて納得です。
ほんと、「こそばゆい」というのがぴったりです。「イタい」と書いてしまうと、少女達の魅力が損なわれてしまいます。
ポップで、テンポがよくて、「人が一人も死なない青春エンターテイメント」の王道にがっつりはまりました。

こんにちは!
楽しんでもらえたようでなりより~(^^)

遠いあの頃(笑)を思い返して、ちょっと胸が熱くなるような青春物語だったね~。
対照的な二人が徐々に近づいていく感じが、二人を交互に語らせることで手に取るように分かって、それがすごく良かったな~と思いました。

すずなちゃん、ども。
ほんと、楽しかったです!
こういう本をちまちま読むのは無理ですね。

お嬢さんたちが可愛くってたまりませんでした。
中学生かそこらって、男言葉を遣っている女の子も多かった気がして、懐かしかったです。
「なりきれる」というのも、若さだなぁ、と思いました。
いやはや、ほんまに遠くなってしまいました……orz

こんばんは香桑さん、TBとコメントありがとうございました。
ようやくブログ復帰しましたので、またよろしくお願いします。
ぶつかり合い、時に心身ともに痛い思いもしながら、理解を深めていくふたり。試合など力の入る場面も多く、いっきに読んでしまいました。
面白かった~!パワーの出る作品でしたね。

雪芽さん、こんばんは。ネットの世界におかえりなさい♪です。
お体の具合でも壊されているんじゃないかと案じていましたので、またお名前を見ることができて嬉しく思いました。
文章を書くのって気力がいるので、本は読めてもブログは書けないときがあったり、もっと疲れると本すら読めなくなったりしますね。
こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。

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» 『武士道シックスティーン』/誉田哲也 ◎ [蒼のほとりで書に溺れ。]
自らを「兵法者」と称し、剣の道を極めんとする磯山香織。日本舞踊から転向し、「お気楽不動心」のままに自身の向上を志す西荻(甲本)早苗。この2人の剣道青春物語ですね。なんだか、こそばゆいです。私は武道の心得もなければ、何かを極めることもありませんでしたが、あのころを思い出すと・・・。自分のことで精一杯で、頑なで、一本気で。今思えば、初々しかったのだな・・・。いろんな意味で。 しかし、私がこの年代だったのが約20年前と気付き、愕然としました・・・(笑)。なんてこったい。... [続きを読む]

» 武士道シックスティーン(誉田哲也) [Bookworm]
おぉーっ!面白かったよーっ! [続きを読む]

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