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2008.08.04

風の大陸:月光にさまようもの

竹河 聖 2004 富士見ファンタジア文庫

風の大陸シリーズの外伝。
買ったまま存在を忘れていた本である。
入手は難しそうだと思っていたら、いつの間にか、ちゃんと買っていたらしい。

本編が終了してしまい、これ以上、ティーエ達に出会うことはないだろう。
この外伝は、三人の旅の始まった最初の頃という設定だ。
ティーエがまだ人なれしておらず、まだるっこしい会話のテンポが、懐かしくて、やっぱりまだるっこしい。
本編のような大きな物語に比べると、もちろん物足りないが、存在を忘れていただけにおまけのようなお得感を持った。

旅の仲間がたった三人だけだった頃は、本編全体の中では、意外と少ない。
こういう旅の物語は、旅の仲間で取り組む大きな物語が中心となりがちだ。
あちらに行き、こちらに行き、しているうちに、大きな物語に飲み込まれてしまう。
旅の情景を淡々と描くことは、飽きられるからかもしれない。漫遊モノの難しさだろう。
(ただ単に旅の情景が面白くて、旅の物語が進まないうちに、物語が立ち消えになったガ○ディーンみたいな小説もあるが……(T_T))
だからこそ、こういう形で小さな物語をさしはさむ余裕ができてくる。
著者が文字に起こさなかったアイデアが、またいつか日の目を見るといいのに。

あとがきで著者が『ロード・オブ・ザ・リング』に熱く語っている。そこに、著者の人となりが少し見えた気がして、親近感が湧いた。
あー。ほんとに終わっちゃったんだなあ。
ところで、カルナーは……?

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コメント

やぁーーーっと読みました^^;
なんだか3人の関係が初々しくって~(笑)こういうお話をもうちょっと読みたいなぁと思ったよ。

うん。初々しかったですねぇ。
ティーエとラクシ、最初はこんなんだったんだなぁ。と、懐かしかったです。

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