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2008.07.01

みうらじゅんマガジン vol.2 仏像ロック

みうらじゅんマガジン vol.2 仏像ロック  みうらじゅん 2007 白夜書房

音が聴こえてきそうだ。
レスポールの音がいい。そんなことを思っていたら、頭の中に流れてきたのは、みうらじゅん作詞の『愛の偶像』……。
様々な写真家が撮ったピンナップが迫力があって面白い。目線がユニークで、思わぬ角度から仏像を眺めることができたりする。
執金剛神立像のマイク向かってシャウトしているような写真が、この中でのマイ・フェバレット。

びっくりするのは小学校4年生のときから記録している仏像のレポート。
写真や新聞記事を貼り付け、自分なりの感想を書き込んだ、力作である。
小学生でこんなことができちゃうんだ。画数の多い漢字を一生懸命書き込んでいる、力を入れてペンを握る手が見えるようだ。
「奈良時代には全然竜ということばがついていない」なんて考察には、うーむとうなった。
即身成仏した人というか、文中の言葉を遣えばミイラ仏との対話も、想像力と共感性に満ちた豊かな感性が読み取れる。

仏像への愛情が溢れている。
それは、とりもなおさず、仏像への愛情を込めた人間への愛情であるように思える。
平和を希求しながらも、なかなか悟りに至ることのできない、ちょっとだめな人間への。
そして、たっぷりの遊び心と。

私のマイ・フェバレットな仏像というと、どの方になるかなあ。
興福寺や三十三間堂の阿修羅像はもちろん好きだし、中宮寺や広隆寺の弥勒菩薩を挙げると、ベタすぎるだろうか。
彫刻ではなく、絵画でよければ、山口晃の四天王図は垂涎ものの美しさ。
女性的な観音菩薩像に髭があるのが苦手で、どちらかといえば天部の異形を見るのが好き。だから、清水寺や三十三間堂、東寺などで、俄然、テンションがあがる。
でも、だんだんと静かなたたずまいの仏様にも魅力を感じるようになってきた。結局、目移りばかりしてしまうんだなあ。

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