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2008.03.07

親不孝通りディテクティブ

親不孝通りディテクティブ (講談社文庫)  北森 鴻 2006 講談社文庫

親不孝通りは、福岡にある。最近、少し活気がない。
この小説の中では、ドームはやっぱり福岡ドームであるし、野球チームは福岡ダイエーホークスだ。
1999年の福岡は、ダイエーホークスを中心に回りだす。そんな街の熱が懐かしくなった。

いくつかの読書ブログで紹介されており、興味を持って読んだ。
長浜や中洲が出てくる。足を伸ばせば、海ノ中道や門司港など。
屋台の親父をしているテッキと、結婚相談所の調査員をしているキュータ。二人は高校からの相棒で、そのときの教師だったオフクロに頭があがらない。
テッキは標準語であるが、キュータは博多弁。ことに、キュータの言葉遣いは、年配の人しか遣えないのではないかというぐらい、見事に方言。それで、つい、二人が20代であることを忘れそうになる。
ハードボイルドっぽく描かれた、読みやすいミステリ。軽い読み心地が無難な印象の短編連作集で、続編も出ているようだ。

博多署の悪徳刑事というのが出てくる。感じが悪い人として描かれているのだが、徐々に、結構、いい人に見えてくる。
いい人というのは語弊があるかもしれないが、憎めない、悪くはない、どこか人のいいようないい人っぽい。
登場人物の中では、この人が割とお気に入りだった。

なんにせよ、黄砂にくもった空の福岡はぼんやりとのんきなたたずまいで、キュータがかっこつけようとしても決まらないぐらい、ハードボイルドに不向きな感じがした。
裏も内も綺麗だ、清潔だとは言わない。ただ、そう。かっこわるいほうが似合う、田舎の都市なのだ。私の中では。

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