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2008.03.31

笑う招き猫

笑う招き猫 (集英社文庫)  山本幸久 2006 集英社文庫

あら。面白そうなタイトル。
すずなちゃんのブログ《Bookworm》で気になったので購入。

アカコとヒトミ。
28歳という微妙な女心も動きそうな二人は、デビューしたての漫才コンビ。
事務所の社長はあやしげだし、先輩にはセクハラ野郎もいるし、初ライブはまったくうけないし。
本物の芸人ってなんだろう?

二人のコントや即興の歌や、文章表現の手法もめまぐるしく変化する。
そんなところも飽きさせないが、なんといっても、主役の二人の関係がいい。

うまくいかないときにはケンカもするし、相手にうんざりすることもある。
だけど、息があうのだ。やっぱり、漫才をやっているときが楽しいんだもの。
相手に出会ったから、今の自分があるわけで。
出会ってしまったらしょうがないものが、この世の中にはあるのだから。

元気を取り戻そう。笑いを取り戻そう。
へこたれているのは似合わない。愛もいいけど、夢や友もいいものよ。
ところで、物語の中のアカコの即興の歌は、どんなメロディなんだろう?

大人の事情や業界の事情もいろいろあるなかで、原石のような二人がいつまでもきらきらと輝きを忘れないように。
そう願いながら見守りたくなる。この二人のしあわせを。

女性の友情だって捨てたものじゃないのよ。
と書いてから思い出す。作者は男性だった。
ありゃ。お見事。

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小説(日本)」カテゴリの記事

コメント

山本作品は何冊か読んだんだけど、今のところデビュー作のこれが一番好きかも。
その後の作品で、チラッと二人の活躍ぶりが語られてりして、見つけると嬉しくなっちゃいます。
他の作品もだけど、この著者ってば本当に男性?と疑ってしまったりしてます(笑)

ほほー。そっかぁ。活躍してくれていたら嬉しいなあ。
この二人は作者にとっても思い入れがあるお嬢さんたちなんだろうね。
奥田英朗さんも、小説だけ読んでいると作者が男性だってことを忘れそうになるけれど、この本も忘れていました。
面白い本を教えてくれてありがとう♪

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» 笑う招き猫(山本幸久) [Bookworm]
著者のデビュー作。 デビュー作ってことで、そこまで期待してなかったんだけど(すみません;;;)、意外や意外!これが面白かった。物語のイキオイに押されたような感じで一気読み。山本作品は今まで数冊読んでるんだけど、これが一番好きかな。... [続きを読む]

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