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2008.01.13

九月の恋と出会うまで

九月の恋と出会うまで 松尾由美 2007 新潮社

知人のお勧めの一冊。
韓国映画の『イル・マーレ』や『リメンバー・ミー』を思い出すストーリーだ。
九月の恋は九月の奇跡の物語だ。奇跡がなんで起きるのかはわからないけれども、わからないから奇跡なんだろう。
主人公のさりげない日常の中で、気のせいだと片付けたくなるぐらいひょっこりと、不思議な出会いが起きる。

声が聞こえる。
声に恋をする。
未来の人から声が聞こえる。
時を越えて、恋は叶うだろうか。

かすれて低く、ゆとりがあって大人っぽい、時には甘く優しい声。
ハンサムだけど、寝癖が愛嬌、どこかもてなさそうなへどもどした外見の隣人。
これは同一人物なのか? シラノの正体は誰なのか?

未来から過去へ働きかけるとどうなるか。
時間を超えたSFは、シュレジンガーの猫であるとか、考えると面白いけれども頭がだんだんこんがらがってくる。
そう。それが謎なのよ。そのパラドックスが気になっていた!というところを、あえて取り扱っている。
ハインライン『夏への扉』のような古典的なSFの伝統を受け継ぐ、品のよい恋愛小説だ。
恋を忘れた心にときめきを取り戻すような奇跡をどうぞ。

作中、バンホーという名前のぬいぐるみの熊が出てくる。
友人からいただいたもちぐまを目の前にしながら読んだ。
ちなみに、私がもちぐまにつけた名前は、もちみぃという。
フルネームは、「もちい もちみぃ」。いや、それだけ。

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