2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

著者名索引

香桑の近況

  • 2017.1.4
    2016年 合計50冊
    2015年 合計32冊
    2014年 合計26冊
    2013年 合計32冊
    2012年 合計54冊
    2011年 合計63冊
    2010年 合計59冊
    2009年 合計71冊

    合計323冊
無料ブログはココログ

« 笑う大天使 | トップページ | 強迫性障害の治療ガイド »

2007.09.03

オロロ畑でつかまえて

オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)  萩原 浩 2001 集英社文庫

オロロ畑って、何? 何の畑なんだろう??
すずなちゃんのレビューで、読みたくなった本。

小野不由美『屍鬼』の外場村よりも田舎っぷりを誇る牛穴村。
村の特産品はオロロ豆にヘラチョンペ、かんぴょう、ゴゼワラシ。
住人達は、外場村とは打って変わって、ラテンな気質。過疎や高齢化の問題を抱え、村おこしを思い立った青年会の人々が第一集団。
彼らに村おこしの企画を依頼されるのは、東京の倒産寸前の広告会社の顔ぶれが第二集団。
面白いのは、前者は下の名前で表記され、後者は苗字で表記されることだ。たとえば、前者の集団には慎一や悟やテリーヌ等がいて、後者には杉山、石井、村崎等がいる。
対称的な二つの集団は、どちらもうだつがあがらないところで共通している。

これって映画にならないかな?
映像を思い浮かべながら読んだ。どの登場人物も個性的で、キャラが立っている。
私のお気に入りは村崎だが、株をぐいぐいあげるのは悟だろう。野卑な男に見えるけれども、実は結構、慎一にも気遣いがある。いずれにせよ、誠実さは大事な美徳だ。
楽しくて、少しほろり。どたばたした後は、収まるところへ納まっていく。

牛穴村の方言と、業界用語という方言の対比も面白い。映画にすると、音声表現がちょっと大変かな。
時折、( )して著者の訳注が入るが、しばしば、牛穴方言ではなくて業界用語に付記されているところが面白かった。

さあ、裏庭を探してみよう。ゴンベ鳥のその後やいかに。

 ***

登場人物の名前の一つが知人と同じだったものだから、読んでいる最中から、かつてのダメージが……。
溜め息をつくと、福が逃げるんだよなあ。

« 笑う大天使 | トップページ | 強迫性障害の治療ガイド »

小説(日本)」カテゴリの記事

コメント

どもども。
楽しんでもらえたようで良かったよ~♪
映画はいいかも。なんだか映像が浮かぶよねぇ(笑)

こんばんは!
映画化楽しそうですよね~~♪
実現しないかなぁo(^-^)o
私もお気に入りは村崎です。
やっぱり、そこまでこだわるか~!!と爆笑でした♪

エビノートさん、コメントもありがとうございます。
村崎、ビジュアル的にもかっこよく想像していました。好きな仕事しかしないところに、シンパシーを感じます。
絲山秋子『逃亡くそたわけ』、奥田英朗『SOUTHBOUND』と映画公開待ちの小説を続けて読みましたが、『オロロ畑~』のほうが映画にしやすそう、と思っちゃいました。
一生懸命、おばかなことをするのは、大好きです♪

こんばんわ。TBさせていただきました。
面白かったです。
私のお気に入りは慎一です。
とても真面目ですし、きっと都会で働いていたら活躍していたんじゃないかなぁと勝手に思ってます。
皆が良い意味でばかな感じなのが読んでいて気持ちよかったです。
続編も楽しみです。

苗坊さん、こんばんは。
TBは受け取り損ねているようです……(T_T)
これに懲りずに、またコメントだけでもいただけると嬉しいです。
おばかさが流行った今年。牛穴村を売り込むなら今が狙い目かも!?

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/183237/7784022

この記事へのトラックバック一覧です: オロロ畑でつかまえて:

» オロロ畑でつかまえて(荻原浩) [Bookworm]
ぶぶっ。・・・くくくく。笑いが止まらないまま読了。 [続きを読む]

» オロロ畑でつかまえて 〔荻原浩〕 [まったり読書日記]
オロロ畑でつかまえて ≪内容≫ 人口わずか三百人。 主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。 超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった! ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。 こ...... [続きを読む]

« 笑う大天使 | トップページ | 強迫性障害の治療ガイド »

Here is something you can do.

  • ボランティア・寄付ならプラン・ジャパン
    子どもとともに途上国の地域開発を進める国際NGO

最近のトラックバック