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2007.06.17

配達あかずきん:成風堂書店事件メモ

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)  大崎 梢 2006 東京創元社

行きつけの駅ビルの本屋さんを思い浮かべながら読んだ。
本好きさんのブログで見かけることが多かった本を、ようやく読むことができた。
本がいっぱい並んだ表紙が、物語の舞台を表している。面白いタイトルだ。

本屋さんのリアルなお仕事振りを背景に、本屋さんで本当に起こりそうな日常の事件が物語を作る。
中に出てくる本も出版社のわけ隔てなく、知っている本、好きな本が出てくると嬉しい。本好きには楽しくなる本だなあ。
登場するのも愛すべき人たちだ。舞台の本屋さんも素敵だけど、ハーレムのようにハンサムさんばかりの理容室も素敵だ。

『あさきゆめみし』には、高校の古典の授業を随分と助けてもらった。気づいたら、当たり前のように参考書として広まっていた。
『天の果て地の限り』という額田王を主人公にしたマンガを大和和紀は書いている。『あさきゆめみし』より前で、古典に題を置く試みとなったのかもしれない。私のお気に入りの一冊で、このマンガで憶えた和歌もいくつかある。もちろん、「あかねさす むらさきのゆきしめのゆき ~」の歌もだ。
山岸涼子『日出ずる処の天子』、神坂智子『T.E.ロレンス』など、古典や歴史の副読本に事欠かなかった。

『夏への扉』は、表紙の猫につられて買った。年数が経って、すっかりページが茶色くなってしまったが、読むたびに元気をもらう大好きな本だ。
ダヤンは、ちょっと苦手だなあ。
YONDA?のパンダは登場した瞬間にほれ込み、二年連続で全種集めたしおりを今も取っている。

本屋さんが大好きだ。
図書館も好きだが、本屋さんが大好きだ。
本棚を歩いていると、本の呼ぶ声が聞こえる。
その声に従って連れて帰った本は、はずれがない。
真新しい本をそうっと開くときの喜びは、なにものにも代えがたい。
ネットの本屋を使うことも増えたが、本の呼び声を聞きに本屋さんに行くことが好きだ。
実物の本を見ることで、今まで興味を持たなかった新しい世界との思いがけない出会いが増える。
本屋さんがない生活は考えられない。

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コメント

香桑さん
こんばんは~♪TBありがとうございました。返させていただきました。
香桑さんすごいですね。直感で選んだ本にハズレがないってすごいすごいうらやましいです。あちきには本を選ぶ直感は備わっていないようで・・・。数を当たって何%かがヒットする感じでしょうか。なので、ブロガーさんのオススメ本を読むようにして確率を上げています。
それが自分の力でピピピと来たものがいい本なんですもんねぇ。いいなぁ~。うらやましいなぁ~♪

やぎっちょさん、早速どうもありがとうございます。素早くてびっくりしました!
学生の頃は、図書館でふっとレポートのネタ本を見つけるのが得意でした。笑
呼び声が聞こえる本もあるけれども、聞こえてこない本はそれなりに当たり外れがありますよー。
やぎっちょさんをはじめ、ブロガーさんの記事を読んで、読みたい本ががんがん増えています。

香桑さん、こんばんは。
TBありがとうございます。返させていただきます。
楽しいユーモア・ミステリでした。書店にも、ミステリ要素がこんなにもあるなんて驚きでした。
『夏への扉』は、猫のピートがいい味出してましたね。一度再読してみようかなって思います。
私も本の呼ぶ声が聞こえない人なので、ブロガーさんの記事を参考にしてますが、読める時間は限られてますし新しい方には出遅れがちです(苦笑)。
なので香桑さんの現在読書中からは「村田エフェンディ滞土録」「ミミズクと夜の王」も気になってますが未読です。「僕僕先生」でお待ちしています(笑)。

藍色さん、ありがとうございます。ミステリでも、こういう日常の事件なら安心して読める感じがよかったです。続きも近日中に人から借りられそうです。
読みたい本はいっぱいあるのに、読む時間が限られるのが残念です。読まなくちゃいけない本は、読む意欲が限られるし……。
積読本の掘削作業、…が……がんばります……。

いやもう、堪らなかったです。
素敵な本との出会いをありがとぉぉっ♪です。・・・まだ興奮気味なの^^;
なので、このレビューを読んで、またまた興奮☆しちゃってます(笑)
いやだって、『あさきゆめみし』に『天の果て地の限り』に『日出ずる処の天子』ですもん。興奮せずにいられませんよー。
早く図書館に行って、続編を借りてこなきゃ!・・・本屋じゃないとところがミソです(笑)

あはは。この同世代人め~っ!笑
『天の果て地の限り』にを憶えている人は、結構な通ではないかと思われるのです。
この本、すずなちゃんのツボにはまりそうな感じがしたので、同じ興奮をシェアできて嬉しいです。
(正直なところ、シリーズで一番威力があったのは、この一冊目でした。)

香桑さん、こんばんは(^^)。
本屋さんのミステリー、すっごく面白かったです!
本屋さんに、これだけミステリーが発生するなんて、思ってもみませんでした。
私も、本屋さんがない生活は考えられません!
…だけど、もうちょっと本屋さんで本を買わなきゃな~・・・(^_^;)。

水無月・Rさん、こんにちは。
大崎さんのミステリは、人の死なない優しい、日常の謎解きなところが安心して読めますよね。
本屋さんに行くと、どうも手ぶらで出て来れないんですよねー。

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