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2007.03.18

京のオバケ:四季の暮しとまじないの文化

京のオバケ―四季の暮しとまじないの文化 真矢 都 2004 文藝春秋新書

既に手放した本なので、記憶にしたがって書く。
森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』や万城目学『鴨川ホルモー』など、京都を舞台にした小説で、その地名や場所柄に戸惑いを覚えた人、好奇心を持った人に勧めたい。
糺ノ森や吉田神社、六道珍皇寺なども紹介されている(されていた、と思う)。

タイトルのオバケから、魑魅魍魎の怪談奇談神話伝承を期待するといけない。
オバケというのは、節分の夜に魔除けや厄除けのために異装(女装・男装にコスプレとか?)をする風習のことだ。その風習が祗園に残っているという。
ちなみに、私がオバケを知ったのは、河惣益巳の『玄椿』というマンガだった。
それから、『京のオバケ』を手に取ることとなる。本書の中で紹介されている親子を、まさにその夜その扮装で目撃した記憶があるので、偶然の不思議に驚いたものである。

京都やその近郊に住む人にとっては、当然のように知っていることばかりかもしれない。
著者は東京の出身で、ネイティブ京都人ではない。部外者の目から見ることで、京の町の生活に新鮮な発見があったのだろう。
一瞬で通り過ぎる観光向けガイドブックよりも、もう少し土着の京都、地元民の日常の生活の紹介だと思う。

京都を離れた今となっては、折々の行事にあわせて訪ねることは難しい。
住んでいた頃に知っていれば、あそこもここも、もう少し楽しめたかもしれないのに、と残念に思った。
もちろん、この本には紹介されていない、自分なりの名所も持っているのだけれど。
学生さんとか、期間限定で京都に在住する人にも、面白いんじゃないのかな。

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