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2007.03.22

(雑誌)ラブコメ今昔

有川 浩 2007 野性時代 vol.41

パピルスを探しに行ったら見つからなかった。私の「阪急電車」がーーーっ。阪急には愛着があるので読みたいなあ。
代わりに、野性時代を手にとってしまった。モリミーの特集(短編『ペンギン・ハイウェイ』など)にも惹かれたが、『鴨川ホルモー』の続編『ローマ風の休日』が載っているのが決定打。しかも、連載2回目じゃないか。

本を買い始めるとキリがないので、この数年、買うなら文庫本だけと決めていた。
が、有川さんの『図書館戦争』に出会った辺りから、このルールがずるずると崩れていったどころか、ついに雑誌まで買い始めた。
ああああああ、床面積がまた減るぅぅぅ。

この号に載っていた有川さんの短編が、「ラブコメ今昔」。
すっかり自衛隊+恋愛モノが定着した感じがします。

時代遅れと言われても、今回の今村夫妻の有り様には、読んでいてほっとしました。
家族を大事にする人や安定した家庭を築いている人を見ると安心する今日この頃。
連れ添って二十年以上、子ども達も独立させた夫婦という設定に驚きました。

若い頃、邦恵さんのような専業主婦像を自分がやれと言われてできるかどうか不安でした。
それでも、自分がそうするかどうか、そうなりたいかどうかは別にして、女性像として嫌いではないのだと思います。
むしろ、憧れを持っていたのかもしれません。当たり前のように、奢らず誇らず、妻として母として在ることができることに。
……あくまでも憧れであったので、家事からはいまだに逃げて回っていますが。

そしてまた、今村二佐のような男の人も嫌いではない。
人差し指で体重を支えちゃうんですよ。格好をつけたわけではないところが、格好いいです。はい。
これは、やられちゃうや。
若い女性を若い女性扱いしちゃうところも、私としては好感度が高い。
「信頼がおける」というのは、パートナーに対する素晴らしい誉め言葉だなあ、と思いました。

イマドキではないかもしれないけれど、それをまた魅力にしてしまうのが、有川さんらしい。
この今村夫婦を、男性の作家が書いたら、やっぱりフェミだか何だかにひっかかるのかな?
子どもを持つことへの覚悟や責任、フェミも何も関係なく、自衛隊かどうかも関係なく、よく考えてほしいことだよなあ。
ラブコメに見せかけて、メッセージがいっぱいの短編でした。

 ***

単行本『ラブコメ今昔』の感想はコチラ。素敵な短編集でした。

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コメント

さっそくのTBどうも。
甘々だけじゃないところが有川さんが好きな理由のひとつです。

私もパピルスに遭遇出来なった一人;;;
そんでもって、「本は図書館で」という私のルールも大崩壊中です^^;;;

私の買った野性時代も、最後の一冊だったんです。
お互いに苦労が……。(^^;;;

最近、仕事を休んでいる分が時間があるからというだけじゃなく、読書仲間がいてくれるから、余計に本を読むのが楽しいです。
積読の山も鋭意成長中です。笑

せ、成長してんのっ!?<積読本
順調に低くなってんのかと思ったよ(笑)
成長したらいかんよ、うん。いかんよなぁ。
・・・と、自分のことは高い棚の上~^^;

成長しているんですよ、これが。
密林からのお届けものがありまして。
今度も、哲学、民俗学、小説類を織り交ぜて、先月切り崩した山を一気に復活させる勢いです。
ルールが崩れたからって、密林の王者や勇者をうっかり目指さないようにしなくっちゃ。
次の誘惑は、モリミーですかねえ。

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野性時代2007年4月号掲載の短編。 「そのうち単行本が出る!絶対に出るからっ!!」と言い聞かせて、何度か誘惑に勝ってたのにさぁ。ウッカリ行ってしまった本屋さんで”最後の1冊”となってるのを見てしまったら・・・;;;また、負けてしまった(笑)... [続きを読む]

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