2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

著者名索引

香桑の近況

  • 2022.2.25
    2021年 合計28冊 2020年 合計38冊 2019年 合計55冊 2018年 合計33冊 2017年 合計55冊 2016年 合計50冊 2015年 合計32冊 2014年 合計26冊 2013年 合計32冊 2012年 合計54冊 2011年 合計63冊 2010年 合計59冊 2009年 合計71冊 合計596冊
  • 2019.1.25
    2018年 合計33冊
    2017年 合計55冊
    2016年 合計50冊
    2015年 合計32冊
    2014年 合計26冊
    2013年 合計32冊
    2012年 合計54冊
    2011年 合計63冊
    2010年 合計59冊
    2009年 合計71冊

    合計475冊
無料ブログはココログ

« ニート・ニート・ニート | トップページ | 木島日記 »

2006.12.25

(短編)涙の匂い

Sweet Blue Age  日向蓬 2006 『Sweet Blue Age』 角川書店

大人は決して賢くも強くもない。

私はその通りだと思う。大して偉くもなければ、凄くもない。正しくもなければ、善くもない。愚かで弱くて、しかし、それなりに一生懸命だったりもする。しっかりと生きるために。

大人の実情に気づくときは、無知な子どもで許される、無恥な子どもで許される、そんな子ども時代が過ぎ去ったときではないか。

大人が子どもに子どもであることを許して守り養い教え育むのは、子どもが子どもの分を守る限りにおいてなのかもしれないけれど、そうやって守り通してやれない場合があるのはとても残念なことである。

自ら子どもの特権を捨て去るものもいれば、奪い取られてしまうものもいる。時間は容赦なく平等に過ぎて子ども時代に踏みとどまることは、誰にも許されない。

淡々とした描写の中に生活感があり、青春の初々しさが漂う良品。誰かの若い日の日記をのぞき見たような気分になった。

« ニート・ニート・ニート | トップページ | 木島日記 »

小説(日本)」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (短編)涙の匂い:

« ニート・ニート・ニート | トップページ | 木島日記 »

Here is something you can do.

  • 25作品のレビュー
  • 80%
  • グッドレビュアー
  • プロフェッショナルな読者

最近のトラックバック