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2006.07.12

微熱狼少女

微熱狼少女  仁川高丸 1992 集英社

10年以上前に一度読んだきり。うろ覚えもいいところ。
同性愛から家族の問題に光を当て、それなりの愛情を見出す。十代の主人公の持つ反抗期の名残のようなつっぱった感じが初々しかった。

当時、熱血少年という単語に対して、微熱少年という言葉を遣った人がいて、更に、狼が追加。
女の子だって襲っちゃうぞ、という意味のオオカミ少女。

キスだけでイってしまったのは初めてだった。というのは、この小説に出てきた一節だったと記憶しているのだが。
そういう極上のキスができる恋人は特別だ。

主人公の名前は忘れたのに、三島の名前は憶えている。スラックスか、タイトのミニしか、はかないという設定がひどく印象的だった。
今読み直せば、当時は大人に見えた三島でさえ、生きる上での不器用さを抱えた一人の人間に過ぎないとわかるかもしれない。
ふにゃりと曖昧に笑む、そういう人物だったと記憶しているから。

別の小説に、その後の三島が出てきて、まだ主人公との関係は保たれていた。
そのことにほっとした。やりきれなくなるような日々を乗り切る若さと勢いを、三島よりも主人公が持っていたんだと、後になって理解することができた。
そっちの『プラトン・アカデミーの回廊にて』 の雰囲気も好きだった。
(2006.7.12)

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