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香桑の近況

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2020.08.19

捨て猫のプリンアラモード:下町洋食バー高野

麻宮ゆり子 2020 角川春樹事務所 #NetGalleyJP さんで拝読。 1962年の浅草を舞台とする小説。終戦から17年。戦争孤児たちは働く大人になり、集団就職で地方から子どもたちが工場に送り込まれる。街並みが大きく変わっていく東京の、孤島のように下町が取り残されたような場所。洋服も手作りのお嬢さんがいたり、戦争から帰ってきた人たちがその話をできずにいる。その時代の空気を味わう。 主人公の郷...

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2020.08.07

流浪の月

凪良ゆう 2019 東京創元社 最初の20ページほどで、喉元がきゅっと閉まるような、胸がぐっとふさぐような、そんな気分を味わった。目をそらしたくなるような、いやいや、焦ってページをめくってはいけない。先が気になりながら、それでも、飛ばさずに読むために、一気に物語に引き込まれていった。 この物語がこの終わり方でよかったと思う。主人公たちが死ななくてよかった。物語に出てくる映画のように。この主人公たち...

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2020.08.03

満月珈琲店の星詠み

望月麻衣・桜田千尋 2020 文春文庫 Twitterで見たそのイラストがとても魅力的で、すぐにそのアカウント、桜田千尋さん(@ChihiroSAKURADA)さんをフォローした。疲れた人の前にあらわれるトレーラーカフェ。店長のふっくらとした猫の穏やかな表情と、美しい空。夜明けになると閉店し、いずこともなく消えていく、そんなお店。そのコンセプトだけで、十分に物語を感じることができる。やがて、次々...

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2020.07.15

男の子でもできること:みんなの未来と願い

国際NGOプラン・インターナショナル(文) 金原瑞人(訳) 2020 西村書店 タイトルからして素晴らしい本。数々の写真に透けて見える、表情豊かな子どもたちの写真。そこに添えられた文章がいい。金原瑞人さんの訳がいいからすうっと入ってきて、考えさせられる。最後に、上野千鶴子さんの解説が全体をまとめあげる。 男の子「でも」できること。「だから」ではなく、「しか」ではない。女の子「だけ」ではなく、男の子...

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2020.06.19

世界 魔法道具の大図鑑

バッカラリオ他 著/ソーマ 絵/小谷真理 日本語版監修/山崎瑞花 訳2020 西村書店 マラクルーナという人が集めてきた魔法の道具。彼の家は二階建てで、地下室つき。ベッドルームやキッチン、バスルームといったどこの家にもありそうな部分に、書斎や温室まである。貯蔵庫、物置小屋や屋根裏部屋などなど、部屋には一つ一つ名前がついている。そんな、いかめしく、ちょっと古そうなお宅を、自由に探検させてもらえるよう...

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2020.06.02

ダイエット幻想:やせること、愛されること

磯野真穂 2019 ちくまプリマー文庫 ダイエットは幻想であると断罪する本ではない。ダイエットという幻想に、いかに人が振り回されているか。あるいは、人が幻想に我が身と生活を支配されるあまりに、世界と具体的に関わる方法を失う。そんな事態を、ダイエットを例にして、解き明かす。 やせることと愛されることがいびつに絡み合ってしまったものが、摂食障害である。著者が摂食障害について研究してきた集大成に位置づけ...

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2020.05.21

少女の鏡:千蔵呪物目録1

佐藤さくら 2020 創元推理文庫 2つの物語が語られる。1つは現代を舞台にしており、美弥という少女と鏡の物語。そこに2つめの物語が絡まる。100年前のとある村の物語。少年と大型犬の物語だ。長くはないページ数のなかで、長い長い物語が紡がれている。 この中には、いくつもの呪いの作法が出てくる。名づけのまじないであったり、血筋のまじないであったり、まじないであり、のろいであるものが散りばめられたファン...

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少女の鏡:千蔵呪物目録1

佐藤さくら 2020 創元推理文庫 2つの物語が語られる。1つは現代を舞台にしており、美弥という少女と鏡の物語。そこに2つめの物語が絡まる。100年前のとある村の物語。少年と大型犬の物語だ。長くはないページ数のなかで、長い長い物語が紡がれている。 この中には、いくつもの呪いの作法が出てくる。名づけのまじないであったり、血筋のまじないであったり、まじないであり、のろいであるものが散りばめられたファン...

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2020.05.12

フェオファーン聖譚曲(オラトリオ) op.2 白銀の断罪者

菫乃薗ゑ 2020年7月3日刊行予定 opsol book あの真っ赤な本が届いてから、まだ日が経っていない気がする。2冊目は真っ青。そして、今度は百合の花。この物語は、ここで終わるわけではないが、ネタバレをしたくない。一気に読ませる力強いファンタジーなのだから、表紙を開き、流れに身を任せてほしい。今回も一足先に#NetGalleyJP で読ませていただいた。 となると、書けることは限られてしまう...

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2020.05.11

きょうりゅうのずかん

五十嵐美和子・富田京一(監修) 2020年6月25日刊行予定 白泉社 きょうりゅう。 この言葉には、大人になってずいぶん経った今でも胸が躍ります。漢字で恐竜と書けるようになる前から、好きなもののひとつでした。#NetGalleyJP さんで読ませていただきました。 この絵本、ページ数に比して情報量が多いことと言ったら!ちゃんと種類ごとに紹介されている恐竜たちは、私が小さい時に見たものと少し違った姿...

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«のら猫のかみさま

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