2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

著者名索引

香桑の近況

  • 2017.1.4
    2016年 合計50冊
    2015年 合計32冊
    2014年 合計26冊
    2013年 合計32冊
    2012年 合計54冊
    2011年 合計63冊
    2010年 合計59冊
    2009年 合計71冊

    合計323冊
無料ブログはココログ

2017.03.16

魔導の福音

佐藤さくら 2017 創元推理文庫 面白かった。このことを最初に書いておこうと思う。 新たな登場人物も多く、さまざまな要素が詰め込まれており、とても一言では語りつくせない面白い物語になっている。 ここに、リンズという薬がある。魔物が棲みついた人に服ませる薬だ。 エルミーヌでは、魔物棲みとわかった人は、速やかに神の許に還していた。つまり、殺していた。 現王が即位してから、魔物棲みの保護救済を謳い、殺...

» 続きを読む

2017.03.03

紅霞後宮物語 第五幕

雪村花菜 2017 富士見L文庫 前作で物語がひと段落がついた印象を受けたので、これからどうするのかと思っていたら。 途中で、あれー?どうしたー??と、予想外の方向に行きそうになり、それはそれでありなので微笑ましく読み進めたところ、やっぱり主人公達はぶれなかった。 ネタばれをしないように書こうとすると、どうにも意味のわからぬ文章になる。 小玉の抱える問題は、現代的で現実的だ。 キャリアを積んできて...

» 続きを読む

2017.02.28

脳が壊れた

鈴木大介 2016 新潮新書 深刻な話なのに。 深刻な話なんだけど。 くすくす笑ってしまうぐらい、率直な文章が素敵だった。 イラストもユーモラスで、ほのぼのとしている。 笑ってしまってごめんなさいと思うけど、笑えるのは著者の人柄と、なにより生きていらっしゃるから。 41歳で脳梗塞になり、軽度の高次脳機能障害の後遺症を持つことになった体験記。 この人の『最貧困女子』を読み、ほかにはどんな本を書いてい...

» 続きを読む

余命三年時事日記 1

余命プロジェクトチーム 2016 青林堂 途中で、読むのがしんどくなった。 あわないものはあわないので、しょうがない。 中道でいたい。と思うので、右のほうも、左のほうも、目配りしておきたいと思っている。 この数年、戦後の記憶の根強い世代の韓国嫌いに対して、悪い人ばかりじゃないよ、メディアでとりあげられる人が偏っているんだと思うよ、反韓意識を煽りたい人もいるんだと思うよと言い続けて疲れてしまった。 ...

» 続きを読む

2017.02.21

あきない世傳 金と銀3:奔流篇

髙田 郁 2017 時代小説文庫 あほぼんな若だんさんが死んで、その弟である惣次から求婚された幸。 断れるような立場ではなし、かと言って、惣次は勘気なところが心配な人。 話の続きが気になっていただけに、一気に読んだ。 やっぱり……と残念な気持にもなるが、夫婦仲良くめでたしめでたしでは、話が続かなくなる。 幸には幸せになってもらいたいだけに、複雑な気分で読み終えた。 ネタばれにならないようには、これ...

» 続きを読む

2017.02.08

暗幕のゲルニカ

原田マハ 2016 新潮社 これはなんという小説か。 闘いなさい、と青ざめる主人公に声がかけられる。 ものの100ページも読まないうちに、鳥肌が立った。 本当にあった出来事をもとに書かれている。 イラク空爆前夜、当時のアメリカ国務長官コリン・パウエルの記者会見の際、そこにあるはずのタペストリーが暗幕で隠されていたという出来事があったそうだ。 国連本部に飾られていたはずのタペストリー。 それが、ピカ...

» 続きを読む

2017.02.02

日本会議の研究

菅野 完 2016 扶桑社新書 読み終えて、溜息ひとつ。 読んでよかったがなんとも気が重い。 気が重いが、これが現状なのだろう。 これを現状だと思うと、腑に落ちる。 この気の重たい内容は、実際に読んでいただきたい。 2017年1月6日。ベストセラーが出版差し止めというニュースに驚いた。 この判決はなかなか出るものではないと思っていた。 現に、ニュースの見出しには、過去の判例無視という表現さえ踊った...

» 続きを読む

2017.02.01

娘役

中山可穂 2016 角川書店 中山さん、どうしたんだ!? と驚くほど、楽しく読んだ一冊。 設定にも驚いたが、こんなに楽しい物語に出会うことが嬉しく驚く。 ドラマチックであり、シリアスでありながら、主人公がとてもキュートなのだ。 『男役』を読んだからにはこちらも、と思って、手に入れた本だった。 男役を描くと、これぞ宝塚という世界になるが、その男役を支えているのは実は娘役。 そう聞いて、なるほどとひど...

» 続きを読む

2017.01.21

コンビニ人間

村田沙耶香 2016 文藝春秋 胸が痛かった。 なんでこんなにばかにされないといけないのだろう。 なんでこんなに否定されないといけないのだろう。 なんでこんなに拒絶されないといけないのだろう。 なんで。なんで。なんで。 主人公の古倉さんははすごいじゃないか。 18年間、続けて勤務できていることってすごいじゃないか。 きっと休むこととてほとんどなく、黙々と淡々と働き続けることができる。 この人の精一...

» 続きを読む

ギケイキ:千年の流転

町田 康 2016 河出書房新社 一行目。 きょとんとして、それから爆笑した。 ああそうか。ギケイキって義経記かと、これまた何テンポか遅れて、実感が沸いた。 もう一度、一行目を読み直して、やっぱり笑った。 義経をはじめ、どいつもこいつも、あかんやつや……と苦笑しながら読んだ。 方言に馴染めなかったり、むさくるしさにうんざりしたり。 なにかというと菊門の話になるし、ややこしくなるとすぐに殺しちゃうし...

» 続きを読む

«地震イツモノート:キモチの防災マニュアル

Here is something you can do.

  • ボランティア・寄付ならプラン・ジャパン
    子どもとともに途上国の地域開発を進める国際NGO

最近のトラックバック