2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

著者名索引

香桑の近況

  • 2017.1.4
    2016年 合計50冊
    2015年 合計32冊
    2014年 合計26冊
    2013年 合計32冊
    2012年 合計54冊
    2011年 合計63冊
    2010年 合計59冊
    2009年 合計71冊

    合計323冊
無料ブログはココログ

2017.09.05

砂漠の歌姫

村山早紀 2006 軽装版偕成社ポッシュ 世界の美しさと人の愚かさを、優しく包み込むような物語だ。 子ども向けに描かれた本であるが、だからこその語り掛けの穏やかさが心地よい。 砂漠の中の古い歴史を持つ町が舞台だ。 その大陸の長い歴史を背景に、少女たちの冒険が始まる。 戦う女の子を応援をしたい。 そんな気持ちで次に手に取ったのが、この本だ。 ファンタジーを読みたい気持ちに火が付いてようやく読みはじめ...

» 続きを読む

2017.08.29

レッド・クイーン

V・エイヴヤード 2017 ハーパーBOOKS これは面白い。 レッドとシルバーの二つの階級に分かれた世界。 レッドは働いたり、戦うことを求められる下層の階級で、赤い血を流す普通の人間。18歳になって職業についていないときには、徴兵されて5年の軍役につくことになっている。 シルバーは恐怖でレッドを押さえつける上層の階級で、銀色の血液が流れている。王侯貴族から、町の中に住む市民層まで。彼らは冷酷であ...

» 続きを読む

2017.08.18

わたしのげぼく

上野そら 2017 アルファポリス 猫と別れた記憶のある人、猫と長い時間を過ごしてきた人には、たまらない一冊だ。 私の友人知人たちで猫好きな人たちを、巻き込みたくなる涙腺破壊力だ。 猫じゃなくてもいい。犬でもいい。うさぎでもいい。鳥でもいい。 人ではない家族とかつて一緒に住んでいたことのある人たちに贈りたい。 主人公は表紙の偉そうな猫さん。ハチワレのオス猫さん。 飼い主家族の少年を「げぼく」と呼び...

» 続きを読む

おじいちゃんとパン

たな 2017 パイインターナショナル 祖父と孫の微笑ましいやりとりに、ほっこり。 おじいちゃん特製の美味しそうなトースト、にっこり 途中、ぎょっとして、びっくり。 ささやかで穏やかで優しい気持ちになれるおいしそうな絵本。 Twitterで好評だったので購入してみたが、あたりだったと思う。 ここの出版社、印刷が綺麗なので、そこもじっくり見てもらいたいポイント。

» 続きを読む

2017.08.16

いじめのある世界に生きる君たちへ:いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉

中井久夫 2016 中央公論新社 いじめには「立場の入れ替え」がない。 いじめの進行過程は、「孤立化」「無力化」「透明化」の三段階がある。 わかりやすい説明は精神科医の中井久夫さん、絵はいわさきちひろさん。 絵本のような外見で、心理や教育の専門家でなくとも読みやすく、わかりやすい一冊となっている。 小学校高学年でも読めるようにと配慮されているとのこと。 解説というと、上から目線のようだが、著者自身...

» 続きを読む

2017.07.22

桶川ストーカー殺人事件:遺言

清水 潔 2004 新潮文庫 ストーカー。 その言葉が人口に膾炙し、その被害の深刻さが知られるようになったのは、この事件が契機だったと思う。 この本を読むことで、面白おかしく描かれがちだったつきまとい被害が、どれだけ被害者と被害者の家族を苦しめるものであったか、わかる。 警察が怠慢をしたときにどんなことになってしまうかがわかる。マスコミが不誠実な報道をすると、被害者は二重三重の被害をさらに受けるこ...

» 続きを読む

2017.07.10

2017年6月の読書

三木 卓 2014 私の方丈記 河出書房新社新書 田中圭一 2017 うつヌケ:うつトンネルを抜けた人たち 角川書店 八巻 秀(監修) 2015 アドラー心理学:人生を変える思考スイッチの切り替え方 ナツメ社 乾 吉佑(編) 2013 心理療法の見立てと介入をつなぐ工夫 金剛出版 塩田武士 2016 罪の声 講談社 雪村花菜 2017 紅霞後宮物語 第六幕 富士見L文庫 瀬川貴次 2017 ばけも...

» 続きを読む

2017.06.21

紅霞後宮物語 第六幕

雪村花菜 2017 富士見L文庫 最後の一行がいい。 それに尽きる。 感想がそれしか出ないぐらい、いい。読んでよかった。 いまいちすっきりしなかった前巻の意味も、あとがきを読めば納得。 ここから戦争に出陣していくわけであるが、ここまで話が続くとは思わなかった。読めるとは思わなかった。 物語の中には時間の流れがちゃんと存在しており、登場人物たちの成長や老化が感じられる。 この先、だれが生き残るのか。...

» 続きを読む

罪の声

塩田武士 2016 講談社 ぶあつい。このずっしりとした重みが、読み終えた時に、違う重みになる。 なんという物語なのか。 グリコ・森永事件に題材を取った小説である。 私にとっては名前とキツネ目の男のイラストの印象のほか、概要については記憶もおぼろだ。 そんな事件だったのかと初めて知ることもあり、どこからどこまでがフィクションになるのか、私には境目が朧だった。 事件の真相を追ううちに、その先にあるも...

» 続きを読む

2017.06.05

私の方丈記

三木 卓 2014 河出書房新社新書 国語の教科書で触れた時から、方丈記は私にとって特別なものである。 ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 この世界観は私に馴染み、今も私の根底の一角を成している。 だからと言って、全文を読んだ記憶が希薄で、本屋さんでこの本を見かけた時には自然に手が伸びた。 三木さんの現代語訳は、あとがきで著者が企図したと書いてある通りに、読みやすい。 ただただ内容...

» 続きを読む

«異世界居酒屋「のぶ」三杯目

Here is something you can do.

  • ボランティア・寄付ならプラン・ジャパン
    子どもとともに途上国の地域開発を進める国際NGO

最近のトラックバック